転職したいOTもう少し楽な職場で働きたい…



ゆるく働ける作業療法士の職場ってないの?
作業療法士の仕事はやりがいがある一方で、
- ノルマが厳しい
- 残業が多い
- 人間関係がきつい
といった悩みを抱える方も多いです。
実際、厚生労働省のデータによると、医療・福祉分野の転職率は全産業平均より約1.5倍高く、
「働く環境の改善」を求めて転職を考える作業療法士は年々増加しています。
この記事では、
現役の作業療法士として回復期・訪問・急性期を経験し、現在は管理職を務める私が、
「楽に・ゆるく働ける作業療法士の職場」 について、実体験とデータの両面から解説します。



自分に合った“ゆとりある働き方”を一緒に考えていきましょう。


- OT歴15年以上、急性期OT
- 役職名は、係長
- 転職歴2回
- 回復期→在宅→急性期(現在)
- 2回の転職で年収250万Up
- 面接対策・転職ノウハウを発信
作業療法士が楽な職場でゆるく働く方法5選


作業療法士が楽な職場でゆるく働く方法について解説します。
忙しい現場から離れ、
無理のない働き方を実現するためには「職場選び」「価値観の整理」「情報収集」が欠かせません。



ここでは、心身ともに余裕を持って働くための具体的な考え方を紹介します。
今の職場がしんどいと感じる理由


作業療法士が「楽な職場で働きたい」と思う背景には、いくつか共通の原因があります。
特に多いのは、次のような要因です。
- ノルマや単位数のプレッシャー
回復期リハや急性期病棟では、
1日20単位前後を求められることが多く、目標達成に追われる日々。 - 人間関係のストレス
チーム医療では他職種との関わりも多く、
意見の食い違いや上下関係に悩むケースも少なくありません。 - 残業・持ち帰り仕事
記録、計画書、報告書…事務作業が多く、
定時で帰ることが難しい環境が多いのも事実です。
これらが積み重なると、「この働き方は長く続けられない」と感じる方が増えます。



決して怠けたいわけではなく、自分らしく、穏やかに働きたいという自然な願いなのです。
「楽な職場」とは何を指すのか


「楽な職場」と聞くと「手を抜ける職場」と思われがちですが、実際は違います。
作業療法士が“楽だ”と感じるのは、自分のペースを守れる職場です。
| 楽な職場の特徴 | 内容 |
|---|---|
| ノルマが少ない | 1日の単位数が緩やかで、プレッシャーが少ない |
| 人間関係が良好 | チームワークより個別業務中心でストレスが少ない |
| 休みが取りやすい | 公休希望が通りやすく、有給も取りやすい |
| 残業が少ない | 記録業務や報告が勤務内に収まる |
| 利用者の状態が安定 | 急変や医療的処置が少ない環境 |
つまり、「忙しさ」よりも「精神的な負担の少なさ」が重要です。



私自身も訪問リハを経験した際、時間の自由度が高く、非常に働きやすさを感じました。
作業療法士が楽と感じる職場の特徴


作業療法士が「ここは楽だ」と感じる職場には共通点があります。
- 介護保険領域が中心
医療保険に比べて、介護保険分野はリハビリのノルマや報告が比較的緩やか。 - 小規模事業所や個人施設
管理者との距離が近く、意見が通りやすい傾向。 - ひとり職場や少人数体制
他職種との調整が少なく、自分のリズムで業務が進められる。
こうした環境では、
数字よりも「利用者の生活支援」に重点が置かれるため、リハビリ本来のやりがいを感じながら、無理なく働けます。
ゆるく働いてもキャリアが続く環境


「楽な職場に行くとキャリアが止まるのでは?」と不安に思う方もいるでしょう。
しかし、近年ではワークライフバランスを重視するOTが増え、
キャリアの定義も「昇進から継続」へと変化しています。
たとえば、訪問リハやデイサービスでは、次のようなスキルが身につきます。
- 利用者・家族対応力
- 実際の生活に沿ったリハビリ計画の立案
- 自己管理・タイムマネジメント
これらは、どの現場でも応用できる「ポータブルスキル」です。



楽に働きながらも、着実に成長できる環境を選ぶことが大切です。
楽な職場を選んでも後悔しないコツ
最後に、楽な職場を選ぶ際の注意点をまとめます。
- 給与と働きやすさのバランスを取る
「給料が多少下がっても、自分の時間を取り戻せる価値」は大きいです。 - 長期的に働けるかを考える
今だけ楽でも、キャリアを積めない職場は将来リスクに。 - 転職エージェントに現場のリアルを聞く
内部情報(人間関係・残業実態)を把握することが転職成功の鍵。
わたし自身も、転職エージェント経由で職場見学をしたことで、
「表面上は楽そうでも、実際は忙しい職場」を避けられました。



焦らず、冷静に選ぶことが後悔しない第一歩です!
作業療法士が楽と感じる職場ランキング5選【実体験ベース】


作業療法士が「楽だな」と感じる職場には、明確な傾向があります。
ここでは、実際にOTが働いた経験や転職エージェントの求人傾向をもとに、
体力面・精神面・労働環境の3つの視点からランキング形式で紹介します。
| 順位 | 職場 | 特徴 | 総合評価 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 特養(介護老人福祉施設) | ノルマなし・残業ほぼゼロ・穏やかな雰囲気 | |
| 2位 | 療養型病院 | 医療だけど穏やか・回復期より負担少ない | |
| 3位 | 訪問リハビリ | 自分のペースで働ける・人間関係のストレス少ない | |
| 4位 | デイサービス | 利用者とじっくり関われる・行事中心の穏やか環境 | |
| 5位 | 精神科病院 | 急変少ない・心理面重視の支援 |
特養(特別養護老人ホーム)


特養が「最も楽」と言われる最大の理由は、ノルマが存在しないことです。
回復期や急性期のように「1日20~21単位」という数値目標がなく、
リハビリが施設収益に直結しない構造になっています。
楽な理由
- 1日のリハビリ時間が短い(平均5時間前後)
- 利用者の状態が安定しており、急変が少ない
- ひとり職場で人間関係のストレスが少ない
特養では「施設の雰囲気を整える」「生活の質を上げる」といった役割が中心で、
“治すリハビリ”ではなく“支えるリハビリ”です。
そのため、ストレスが極めて少なく、定着率も高いと言われています。
療養型病院


療養型は、医療機関の中で最も穏やかな勤務スタイルが可能な職場です。
急性期や回復期のような「成果プレッシャー」が少なく、
1日15~18単位前後の緩やかなペースで働けるのが特徴です。
楽な理由
- 入院目的が「治療」ではなく「療養」
- 患者の入れ替わりが少なく、関係を築きやすい
- 日曜休み・シフト安定
ただし、退院サマリーや書類業務の量は一定あり、
完全な「定時帰宅」は難しい職場もあります。
訪問リハビリ


訪問リハビリは、「自由度の高さ・人間関係の軽さ」が際立つ働き方です。
自分でスケジュールを組み、利用者宅を訪問するため、
職場のストレス要因(特に人間関係)が極端に少ないのが特徴です。
楽な理由
- 1日の予定を自分で決められる
- 記録業務がシンプルで、残業が少ない
- 職場内の人間関係ストレスが最小限
チームというより「個人完結型」の仕事が中心。
一方で、移動時間や天候の影響、利用者宅での対応判断など、
“自立性”が求められるため、最初は慣れが必要です。



私自身、訪問リハで働いて最も感じたのは「自分のペースで働ける安心感」でした!


デイサービス


デイサービスは、医療的負担が最も少ない分野のひとつです。
1日の流れが固定化されており、定時で帰れることが多いのが特徴です。
楽な理由
- 体力的負担が少ない
- レクリエーション中心で雰囲気が明るい
- 固定勤務・土日休みの施設が多い
一方で、送迎やイベント企画などリハ以外の業務があるため、
「リハビリを専門的に極めたい方」には物足りない可能性もあります。
精神科病院


精神科は、身障分野に比べ身体的な介助が少なく、OTの中でも負担が軽い領域です。
作業療法の中心は、創作・対話・集団活動など心理的支援です。
楽な理由
- 身体介助や移乗が少ない
- 利用者の急変がほとんどない
- 勤務時間が安定しており、残業が少ない
精神科のOTは「傾聴力」「対話力」が求められますが、
慣れてしまえば落ち着いた環境で働きやすい職場です。


作業療法士がゆるく働ける職場の条件5つ


作業療法士が「ゆるく働ける」と感じる職場には、いくつかの共通した特徴があります。
どれも単なる“楽さ”ではなく、
心身のバランスを保ちながら働ける環境という点がポイントです。



ここでは、その条件を5つの観点から解説します。
ノルマがない・単位数が少ない


ゆるく働ける職場の第一条件は、ノルマや単位数の縛りが緩いことです。
多くの病院では、リハビリ件数や加算取得など
数字目標を求められることがあります。
しかし、特養・デイサービス・訪問リハなどの介護保険領域では、
単位数が業績評価に直結しないため、過度なプレッシャーがないのが特徴です。
| 職場タイプ | 主な評価指標 | 1日の業務イメージ |
|---|---|---|
| 急性期病院 | 単位数・退院支援 | 20単位前後、常にスピード重視 |
| 回復期リハ | 単位数・退院支援 | 18〜20単位、カンファ・書類多数 |
| 療養型病院 | 介入時間・入院期間 | 3〜5時間の介入、残り記録 |
| 特養 | 生活支援・集団活動 | 個別リハ+レク中心 |
| デイサービス | 個別リハ・利用者満足 | 集団活動+個別リハ |
| 訪問リハビリ | 訪問件数・利用者評価 | 1日5〜7件、自分の裁量で管理 |
療養型や特養・デイでは、数値に追われることがなく、業務にゆとりが生まれます。
その結果、
精神的ストレスが軽減し、時間に追われない働き方が可能になるのです。


残業・持ち帰り仕事が少ない


ゆるい職場の2つ目の条件は、残業や持ち帰り業務がないことです。
特に急性期や回復期では、ノルマや評価書・カルテ記載に追われる日々が続き、
「毎日残業」という生活になりがちです。
一方で、介護保険領域や訪問リハでは、
業務フローが明確に区切られており、勤務時間内で完結できる構造になっています。
訪問リハの場合
午前:訪問3件
午後:訪問2件+記録
17時には全業務終了
というパターンが多く、終業後のストレスが少ないのが特徴です。
人間関係が穏やか


「人間関係のストレスがない」ことは、ゆるく働くうえで最も重要です。
人間関係のストレスが少ない職場の特徴
- 同職種が少ない(ひとり職場・少人数)
- 他職種との関係がフラット
- 会議や報告の回数が少ない
とくに訪問リハや特養のように「個人業務中心」の職場では、
“人間関係の摩擦”が起こりにくい構造です。



自分のリズムを大切にしたい方には、非常に相性の良い環境といえます。
休みが取りやすく有給消化率が高い


ゆるく働ける職場では、休暇制度が機能していることが前提条件です。
どんなに勤務が楽でも、休みが取れなければ心身の疲労は蓄積します。
訪問リハやデイサービス、特養などでは、
利用者のスケジュールに合わせてシフト調整が柔軟に行えるため、有給消化率も高い傾向にあります。



「休みたいときに休める」環境は、仕事の継続性を高め結果として、離職率の低下にもつながるのです。
リスク・急変が少ない環境


最後の条件は、医療的リスクが少ないことです。
しかし、特養・療養型・デイサービス・訪問リハなどでは、
利用者の状態が安定していることが多く、緊急対応の頻度が圧倒的に低いです。
リスクが少ないということは、
「常にモニタリングを続ける精神的負担」から解放されるということ。



これは、“ゆるく働く”うえで非常に大きな要素です。
作業療法士が楽な職場へ転職する3ステップ


ここまでで、「どんな職場が楽でゆるいのか」は明確になりました。
次に重要なのは、実際にそのような職場にどうたどり着くかです。
ここでは、OTが“楽に・穏やかに働ける職場”へ転職するための3つのステップを解説します。
自己分析で「ゆるく働きたい理由」を明確にする


まず最初のステップは、自分がなぜ楽な職場を求めているのかを言語化することです。
「今の職場がしんどい」と感じる理由は、人によって違います。
- 時間の拘束が長い
- 人間関係が苦しい
- 体力的に限界を感じる
- 仕事へのモチベーションが下がった
この“つらさの本質”を特定しないまま転職すると、
同じストレスを繰り返す可能性があります。
例えば
- 残業が嫌なら「勤務時間が明確な職場」
- 人間関係が苦しいなら「ひとり職場」
- 体力的に限界なら「介助業務が少ない職場」
というように、自分の優先順位を整理することで、理想の環境が見えてきます。



おすすめは、「転職の軸」を3つ決めておくこと!
| 転職の軸 | 具体例 |
|---|---|
| ① 働き方 | 定時退社・残業なし・週休2日制 |
| ② 職場環境 | 人間関係が穏やか・ノルマなし |
| ③ 将来性 | 長く続けられる・スキル維持ができる |
この軸が明確になると、求人を見るときに“迷わなくなる”のです。
転職エージェントに登録して情報を得る


2つ目のステップは、転職エージェントを活用することです。
作業療法士の求人は、
ハローワークや一般転職サイトだけでは情報が不十分なケースが多く、
職場の実態(残業・人間関係・離職率など)は外部から見えません。


リハ専門エージェントのメリット
- 内部情報の把握ができる
- 給与や条件交渉を代行してくれる
- 希望条件に合う求人をまとめて紹介してくれる
また、無料登録後に「職場見学」や「担当者との面談」を設定できる場合もあります。
これは非常に大きな利点で、
自分の目で“楽さ”を確かめることができるのです。
おすすめのエージェントは以下の3社です。


| エージェント名 | 特徴 |
|---|---|
| レバウェルリハビリ | 相談対応が丁寧・都市部に強い |
| PTOT人材バンク | 業界最大級の求人数・職場内部の情報が豊富 |
| PTOTSTワーカー | 未経験におすすめ・地方求人も多い |
転職活動を“効率的かつ安心して”進めるなら、エージェント利用は欠かせません。
職場見学で「楽さ」を自分の目で確かめる


3つ目のステップは、必ず職場見学をすることです。
見学時にチェックすべきポイント
- 職員同士の会話に余裕があるか
- リハビリスペースが落ち着いているか
- 記録・会議の頻度はどうか
- 休憩時間に誰もが休めているか
とくに、職員の表情と声のトーンを観察するのが重要です。
忙しい職場では、どの現場でも人の動きに“焦り”が見えます。
一方、楽な職場では、スタッフ同士の声かけに柔らかさがあり、リハビリ中もゆったりとした空気が流れています。
職場見学は、転職活動の「失敗を防ぐ最強のツール」です。



その場で働く自分を想像し、「ここなら穏やかに働ける」と感じたら、その直感を大切にしましょう
楽な職場に転職するメリットとは?


「楽な職場」への転職は、怠けや妥協ではありません。
心身の健康を守りながら、長く働くための賢い選択でもあります。
- 心身の疲労が軽減し健康を維持できる
- 長く安定して働ける環境が手に入る
- 趣味や家庭との両立がしやすくなる
ここでは、作業療法士が“楽な職場”に転職することで得られる主なメリットを3つ紹介します。
心身の疲労が軽減し健康を維持できる


最も大きなメリットは、身体的・精神的な負担が大幅に減ることです。
「体が軽くなった」「寝つきが良くなった」といった変化を感じる方も少なくありません。
具体的な変化
- 腰痛や肩こりなど身体症状が和らぐ
- ストレスによる不眠や食欲不振が改善する
- プライベートに余裕が生まれ、趣味の時間が増える
特に訪問リハや急性期で消耗していた方にとって、



“楽な職場”は心身のリセットにつながる場となります。
長く安定して働ける環境が手に入る


無理な環境で働き続けると、バーンアウトや離職リスクが高まります。
一方で、
自分に合った働きやすい職場であれば、長期的なキャリア形成が可能です。
メリットの例
- 職場への定着率が高まる
- 資格取得や家庭との両立ができる
- 「また転職しなければ…」という焦りから解放される
「心地よく働ける」ことは、スキルを継続的に磨くための土台にもなります。


趣味や家庭との両立がしやすくなる


勤務時間や休日が安定している職場であれば、
プライベートを充実させることが可能です。
これは、働き続けるうえで大きなモチベーションにもなります。
たとえば
- 毎日18時に退勤 → 家族との時間確保
- 週末休み → 友人と会える
- 有給が取りやすい → 旅行に行ける
「自分の時間を取り戻すこと」は、



働く楽しさを再確認するきっかけになるのです。
楽な職場に転職するデメリットとは?


「楽な職場」は魅力的ですが、メリットばかりではありません。
自分にとっての働きやすさを追求するうえで、
あらかじめ知っておきたい注意点も存在します。
- スキルアップの機会が少ないこともある
- 給与や待遇に満足できないケースもある
- モチベーション維持が難しくなる場合も
ここでは、楽な職場に転職する際に起こり得る3つのデメリットについて解説します。
スキルアップの機会が少ないこともある


楽=成長機会が少ないという構造になっている職場もあります。
とくにデイサービスや慢性期精神科などでは、
新しい技術やアプローチに触れる機会が限られることがあります。
懸念されるポイント
- 診療報酬改定や技術革新に追いつけない
- 介護保険分野中心のため、医療スキルが鈍る
- 若手OTとの技術差に不安を感じるようになる
スキル維持を重視したい方は、



業務外での研修参加や自己学習で補う工夫が必要かもしれません。
給与や待遇に満足できないケースもある


“楽な職場”は、体力的・精神的には快適でも、
給与水準が低めに設定されている場合があります。
とくに医療保険から介護保険に転職すると、
月収が2〜5万円ほど下がることも珍しくありません。
| 働く場所 | 月収の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 急性期病院 | 28〜32万円 | 手当込み |
| 訪問リハ | 30〜35万円 | 件数による歩合制あり |
| デイサービス | 22〜26万円 | 定時退社・残業ほぼなし |
収入を重視する方は、
モチベーション維持が難しくなる場合も
仕事が“楽すぎる”と、やりがいを感じにくくなるケースもあります。
利用者の変化が少ない職場や、単調な業務が続く環境では、



このままでいいのかな…
という気持ちが生まれやすいのです。
こんな声も
- 成果が見えづらく、達成感がない
- ルーティン業務ばかりで刺激がない
- キャリアの方向性に悩むようになった
このような場合は、



定期的に振り返りの時間を取り、自分なりの目標を持って働くことが重要です。
【体験談】私が楽な職場に出会えた理由


私はこれまでに回復期 → 訪問リハ → 急性期と、2度の転職を経験してきました。
その中でも「働きやすさ」を強く実感できたのが、訪問リハビリの職場でした。
ここでは、
私がどうやって“楽な職場”に出会えたのか、その具体的なプロセスをお伝えします。
転職のきっかけは「体力と気力の限界」
回復期にいたときは、
1日に21単位のノルマとカンファレンス、記録業務で、毎日クタクタでした。
休憩もろくに取れず、家に帰っても翌日のことで頭がいっぱい…。



もう少しゆっくり働ける環境はないのか?
と本気で考えたのが、転職の第一歩でした。
精神的に追い込まれていたし、OTが楽しいって思えない頃でした…。
「楽さ」を優先した求人選びに切り替えた


これまでの転職では、「スキルアップ」「やりがい」を重視して求人を選んでいました。
でも今回は、身体的にも精神的にも追い込まれていたため、
あえて“働きやすさ”を最優先条件に訪問リハで求人を探しました。
- 訪問件数が1日4件以下
- 残業がない or 月5時間未満
- 急なスケジュール変更がない
- 記録はタブレット入力で時短可能
- 雰囲気の柔らかい職場(口コミも確認)
“やりがい”よりも“穏やかな毎日”を優先したことで、心に余裕が持てるようになりました。
転職サイトの活用で情報収集がスムーズに


今回の転職では、転職サイトを積極的に利用しました。
担当アドバイザーに
「とにかく楽な職場がいいです」と正直に伝えると、意外と親身に対応してくれました。
紹介された中から実際に3つの事業所を見学し、



最終的には「1日4件」「17時退勤」「残業なし」の職場に内定。
内定前にも
- 「実際に残業している人がいるか?」
- 「記録時間は確保されているか?」
など細かく質問し、納得した上で決断できました。
働いてみて感じた“楽さ”と安心感
いざ働き始めてみると、1日がとにかく穏やか。
1件ごとのリハビリにしっかり時間が取れ、移動中に気分転換もできます。
昼休みはしっかり休憩が取れ、定時退社が当たり前の環境。



「こんな働き方もあるんだ」と初めて知りました。
作業療法士が楽な職場へ転職するならこの3社


作業療法士が“楽でゆるく働ける職場”を見つけるためには、
リハ専門の転職エージェントを使うことが最も効率的です。



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まとめ|作業療法士が楽な職場でゆるく働くには


作業療法士が「楽な職場でゆるく働く」ためには、
ただ“楽そうな職場”を探すのではなく、自分の価値観に合った環境を選ぶことが何より大切です。
むしろ、自分の心と体を守るための“前向きな選択”です。
今の環境で限界を感じているなら、
「一度立ち止まって、自分にとっての“働きやすさ”を考える」ことが、
キャリアを長く続けるための第一歩になります。



そして、その道を確実に進むためには、信頼できる転職エージェントを活用することが不可欠です。
✅ 最後に筆者よりひとこと
私自身、訪問リハに転職したことで、
「自分のペースで働くこと」「心の余裕を持つこと」の大切さを実感しました。
作業療法士という仕事は、人の生活を支える職業だからこそ、
まず自分自身が“穏やかに働ける状態”であることが大切です。
無理をしすぎず、
あなたらしいペースで働ける環境を見つけてくださいね。









