
週イチOTコラム、今週もお届けします
毎週木曜日に、これまで私が経験してきた転職や仕事の中で感じたこと、
心がゆれた瞬間をリアルに綴っています。
働き方に悩む誰かに、少しでも言葉が届いたら嬉しいです。
この人ムリかも?と思ったときの対処法


「この人、無理かも…」
職場って、やっぱり人間関係なんですよね。
どれだけ制度が整ってても、人間関係ひとつで全てが“ハードモード”になる。
逆に、人が良ければ多少の大変さはなんとかなる。ほんとそれ。
新人の頃、
正直「この先輩とは一生わかり合えないだろうな」って思った人がいました。
話しかけても毎回返事が「うん」だけ。
指導も感情の波が読めなくて、何をしたら正解か全然わからない。



怒ってるのか、無関心なのか、もうこっちが勝手に病みかけてました。
でも途中から、少し意識を変えてみたんです。
全員と仲良くしようとか、分かり合おうとか、思わなくていい。
相性が悪いのは、性格じゃなくて組み合わせの問題なんだなって思ったら、ちょっとラクになった。
あと、信頼できる人に話すこと。
他の先輩に、言い方を選びながら「なんか距離感むずかしくて…」って漏らしたら、
「あの人、誰にでもそんな感じだよ」ってサラッと言われて、めちゃくちゃ救われた。



「私だけじゃなかったんだ」ってわかるだけで、すごく安心しますよね。
人間関係がしんどいときって、自分を責めがちなんですよ。
「もっと気を遣えばよかったかな」とか、「感じ悪いと思われたかな」とか。
でも大抵、“空気が合わない”だけなんです。
それって、自分が悪いわけじゃない。
無理に笑顔を作らなくてもいいし、無理に近づかなくてもいい。
もちろん、どうしても合わない人って職場に一定数います。
それを理由に辞める人がいても、私は責める気になれません。
だって、



毎日8時間以上一緒にいる人との空気が悪いって、シンプルに地獄ですもん笑
だからこそ、私はこう思ってます。
合わない人にエネルギーを使いすぎない。
そのぶん、自分の機嫌を取ることに使っていい。
今、「この人ムリかも…」って思ってるあなたへ。
たぶん、その直感、間違ってない。
でも、ちょっとだけ捉え方を変えると、少しだけ働きやすくなることもあります。
わざわざ“仲良く”しなくていい。
“穏やかにスルーできる距離感”をつかめたら、それで勝ちです。
共感いただけたら嬉しいです。
次回はちょっとゆるめな話も書いてみようかな。
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