
週イチOTコラム、今週もお届けします
毎週木曜日に、これまで私が経験してきた転職や仕事の中で感じたこと、
現場のリアルをゆるく語っています。
誰かの一歩のきっかけになればうれしいです。
学会に出てみて気づいたこと


初めて学会に参加したのは、1年目の冬でした。
正直、その時は「行かされてる」感が強くて….。
上司や先輩から「とりあえず参加しとけ」みたいに言われて、
半分義務、半分は内心「休みの日にまで…」って思ってました。
でも、行ってみて驚きました。



自分の“世界観”が一気に変わった。
会場には、全国から集まったOTやPTたち。
発表もディスカッションも、どれも自分の職場では出てこないアプローチや視点ばかり。
- 「あ、こんな方法もあるんだ」
- 「このアプローチ、明日から真似してみたい!」
とにかく刺激がすごかったです。
今まで職場で「これが普通だろう」と思っていた価値観が、
一瞬で覆される感じ。



「井の中の蛙だったな…」って、ちょっと恥ずかしくなるくらいでした。
それから、私は毎年、学会に参加したり、発表も積極的にやるようになりました。
正直、準備はめちゃくちゃ大変だし、
発表前は胃がキリキリすることもあるけど笑、
その分だけ得るものも大きい。
自分がやってきたことを振り返ったり、
他の人からフィードバックをもらうと、「ああ、自分ってこんな考え方するんだ」って新しい発見がある。
今年も、宮崎で開催された九州作業療法学会に参加してきました。


九州を中心に全国から集まる熱量、現場のリアルな発表内容、どれもすごく刺激的でした。
久しぶりに会えた友人OTたちと語り合えたのも嬉しかったし、



何より宮崎のチキン南蛮が…最高だった笑
「学会なんて興味ない」「行っても意味あるの?」って思っているOTの人も、
だまされたと思って一度は参加してみてほしい。
絶対に自分の“引き出し”が増えます。
今まで知らなかった考え方や技術に触れることで、
モチベーションもぐっと上がるはずです。
そして、それが結果的に臨床現場に“いい変化”をもたらしてくれる。
私も、まだまだこれからも学び続けていきたいし、
学んだことはしっかりアウトプットもしていきたい。
学会の後は、なぜか「よし、また明日からも頑張るか!」って気分になるんですよね。



この記事が、まだ学会に行ったことがない誰かの背中をちょっとでも押せたら嬉しいです。