
OT週イチコラム、今週もお届けします
毎週木曜日に、臨床で役立つリアルなネタをゆるく語っています。
先週は、体調不良でなかなかブログ更新できず….。毎週更新がストップしちゃいました….
また今週から頑張りますっ!!
今回は「これは臨床でめっちゃ使える…!」と思った本を紹介したいと思います。
最近読んで「これは使える!」と思った本の話
最近読んでよかったのが、
『運動学習の知識を活かす神経リハビリテーション実践』です。
タイトルだけ見ると“ガチ理論書”っぽいんですが、
実はすごく現場目線で、今日からでもリハに使える内容が詰まってました。
例えば、課題志向型トレーニングやCI療法(Constraint-Induced Movement Therapy)など、
OTにも馴染みのあるリハ手法がバランスよく取り上げられていて、



これって今さら聞けないけど、どうやるの?
という部分まで丁寧に解説されています。
さらに、ロボットリハや電気刺激といった最新テクノロジーの使い方や注意点も、
ちゃんとエビデンスベースでまとめられているのがありがたいところ。
- 「推奨度A:積極的に取り入れるべき」
- 「推奨度B:ケースバイケースで」
- 「エビデンスがまだ不十分なところは、こう注意してね」
…みたいな感じで、迷いやすいところをズバッと整理してくれてます。
あと、個人的に「これ現場で使えそう!」と感じたのが、
患者さんが「身体が動かない」ときに、
実際に動かなくても“イメージする”だけで脳が反応する理論や、
動画を見せるだけでも効果が期待できる、という最新の介入法が分かりやすくまとめられていました。
正直、これまで“なんとなく”使ってたアプローチも、
エビデンスがどこまで出てるか・注意点は何かが整理できると、
現場での説得力や自信が全然違ってきます。
「新しいことやるの、ちょっと怖いな…」という人にも、



この本なら「こうやればいいのか!」と具体的な一歩が見えるはず。
実際に読んで、「これは新人にも、中堅にも、管理職にもおすすめしたい」と思いました。
- 運動イメージや運動観察を用いた介入の実践とエビデンスが知りたい人
- 今やっているリハの“根拠”をもう一度整理したい人
- 臨床のマンネリを感じている人
どんなレベルでも「これ使える!」と思えるヒントが必ず見つかるはず。
現場で悩みや迷いがあるOTのみなさん、
この一冊で“自分の引き出し”、増やしてみませんか?



ちょっとでも気になったら、ぜひ手に取ってみてください!