PTOTSTワーカーは「完全無料」とされていますが、

本当に費用はかからないの?



裏で紹介料を取られてるのでは…?
と不安に感じたことはありませんか?
私自身も最初は、無料という言葉に逆に疑問を持ちました。
この記事では、PTOTSTワーカーの成功報酬・紹介料の仕組みを、
現役管理職OTとしての視点と実体験をもとにわかりやすく解説します。
企業側がどれだけ支払っているのか、求職者に影響はあるのかまで掘り下げてお伝えします。



転職を安心して進めたい方にとって、信頼できる判断材料になるはずです。


- OT歴15年以上、急性期OT
- 役職名は、係長
- 転職歴2回
- 回復期→在宅→急性期(現在)
- 2回の転職で年収250万Up
- 面接対策・転職ノウハウを発信
- @yuzu_ot_reha) (
PTOTSTワーカーの成功報酬はどんな仕組み?完全無料の理由とは
PTOTSTワーカーの公式サイトには「完全無料で使えます」と書かれていますが、
本当にお金がかからないのか不安に思う方も少なくありません。
私も最初は「後で請求されるんじゃないか?」と少し疑っていました。
しかし、実際に使ってみたところ、登録から転職まで一切の費用は発生しませんでした。
- 利用者が一切お金を払わなくていい理由
- 紹介料・成功報酬は誰が支払っているのか
- サービスが無料だと不安に感じる人への説明
- 私が実際に利用したときの費用の有無
ここでは、その「完全無料」の理由や、背後にあるビジネスモデルについて詳しく解説します。
利用者が一切お金を払わなくていい理由
まず結論から言うと、PTOTSTワーカーを通して転職する際、利用者が費用を支払うことは一切ありません。
- 登録料:無料
- 求人紹介:無料
- 面接調整・条件交渉:無料
- 内定後サポート:無料
私が実際に利用したときも、面接前のアドバイスや書類の添削までしてもらいましたが、
金銭のやり取りは一切ありませんでした。
では、なぜこれだけのサポートが無料で受けられるのでしょうか?
そのカギとなるのが「成功報酬制」という仕組みです。
紹介料・成功報酬は誰が支払っているのか
PTOTSTワーカーのビジネスモデルは、
転職が成立したときに「採用した施設・企業」が紹介料を支払う形になっています。
つまり、利用者である求職者側ではなく、病院や介護施設が費用を負担しているのです。
この「成功報酬型」は転職エージェントの主流で、相場としては以下のような形です。
成功報酬の相場 | 内容(目安) |
---|---|
年収の20〜30%程度 | たとえば年収400万円の採用なら、80〜120万円を施設側が支払う |
実際に私が転職した先でも、
年収から推定するとおそらく100万円前後の紹介料が発生していたはずです。
この費用があるからこそ、
サービスが無料だと不安に感じる人への説明
「こんなにサポートしてくれるのに無料なんて、怪しい」と感じる方もいますよね。
ですが、これはエージェント側にとって「採用が成立して初めて報酬が入る」という、
完全成果報酬型のモデルだからこそできることです。
むしろ中途半端なサポートでは採用に至らないため、
私も担当者に希望条件を細かく伝えたところ、
しっかりとそれに合致する求人のみを紹介してくれ、妥協することなく転職を進めることができました。
私が実際に利用したときの費用の有無
ここで、私の体験を簡単にまとめます。
利用フェーズ | 費用発生の有無 | 内容 |
---|---|---|
登録〜ヒアリング | 無料 | 担当者と電話で希望条件を伝える |
求人紹介〜面接対策 | 無料 | 条件に合う求人の提示、履歴書の添削、面接日程調整など |
内定後サポート | 無料 | 条件交渉や入職前手続きの相談、職場との橋渡し |
転職後のフォロー | 無料 | 入職後1週間・1か月後にフォローの連絡があったが追加料金なし |
このように、



終始一貫して費用は発生せず、安心してサポートを受けることができました。
紹介料は高いって本当?仕組みと相場を徹底解説
ここでは、紹介料の実態とその影響について、
- 制度の仕組み
- 費用相場
- 現場での反応
などを詳しく解説します。
一般的な紹介料の相場はどれくらい?
まず、転職エージェントが施設から受け取る紹介料(成功報酬)の相場について見てみましょう。
業界で一般的に用いられている基準は以下のとおりです。
年収の割合 | 想定される金額例(年収400万円の場合) |
---|---|
20% | 約80万円 |
25% | 約100万円 |
30% | 約120万円 |
つまり、求職者が年収400万円のオファーで転職した場合、
病院や施設は約80〜120万円を紹介会社に支払うことになります。



この費用が、PTOTSTワーカーなど成功報酬型のエージェントを支える原資になっています。
病院や施設が負担する費用の実態
では、病院や施設はこの紹介料をどう受け止めているのでしょうか?
実際には、多くの医療・介護施設が「採用ができるなら必要経費」と考えています。
理由
- 求人広告では人が集まらない
- 採用が決まるまでに時間がかかると業務に支障が出る
- 信頼できる候補者を紹介してもらえる
たとえば、リハビリ職の採用に3か月かかることで、1人あたり50万円以上の売上が失われるとしたら、
成功報酬で100万円を払っても、結果的に“損をしない”という判断になります。
私が勤務していた施設でも、



高くても、信頼できる人が来てくれた方が結局助かる
という声がありました。
紹介料が高いと現場に悪影響があるのか?
求職者の立場として気になるのは、
「自分に高額な紹介料がかかっていることで、現場で気まずくなるのでは?」という点です。
結論から言えば、現場レベルでは紹介料の額を知ることはほとんどありません。
ただし、間接的な影響が出るケースもあるのは事実です。
- 採用側が「すぐ辞めないでほしい」と期待をかける
- 「紹介会社から来た人はコストがかかっている」と意識される
- プレッシャーを感じてしまう求職者も
特に気にしすぎず、自分の業務に集中するのが一番です。
「給料から天引きされるのでは」と不安な方へ
よくある誤解として、「紹介料が高いなら、自分の給料から差し引かれているのでは?」という心配があります。
これは完全な誤解です。
紹介料はあくまで企業(病院・施設)が負担する費用であり、
求職者の給与や待遇に影響することはありません。
もちろん、企業がコスト意識を持って採用することはありますが、それが直接「給与を下げる理由」にはなりません。
むしろ、
成功報酬型と求人広告型の違いを比較
転職サービスには大きく分けて2つのビジネスモデルがあります
それが、「成功報酬型」と「求人広告型」です。
- 成功報酬型の特徴とメリット・デメリット
- 求人広告型との違いと注意点
- 求職者にとってどちらが安心か
- 企業側の視点から見る両者の違い
ここでは、仕組みの違いを明確にしながら、
PTOTSTワーカーが採用している成功報酬型が求職者にとってどう有利なのかを解説します。
成功報酬型の特徴とメリット・デメリット
PTOTSTワーカーのような、成功報酬型エージェントのメリット・デメリットは以下のとおりです。
メリット
- 無料で手厚いサポートを受けられる(書類添削・面接対策など)
- 非公開求人の紹介を受けられる
- 条件交渉を代行してくれる
デメリット
- 採用決定がゴールのため、提案が強引になる場合がある
- 担当者の質によって満足度に差が出やすい
- 提案数が多く、ペースを乱されることも
私自身は、サポートを受けながら自分の希望条件をしっかり固められたので、
「一人で探すより断然スムーズだった」と実感しました。
ただし、連絡頻度の希望をきちんと伝えないと、しつこく感じる場面もあるので注意が必要です。


求人広告型との違いと注意点
一方の求人広告型は、企業が費用を支払って求人広告を掲載する形式です。
- 費用は掲載時に固定で発生(成果に関係なく)
- 求職者が直接応募して選考に進む
- 担当者とのやり取りはなく、基本は「自分で進める」スタイル
代表的な例
- ハローワーク
- indeed(スポンサー広告)
- ジョブメドレー
メリット
- 企業側に費用リスクが少なく、掲載ハードルが低い
- 応募者側にプレッシャーがかかりにくい
- 求人数が非常に多い
デメリット
- サポートが一切なく、自己判断で進める必要がある
- 情報の正確性にバラつきがある
- 条件交渉・内情の把握が難しい
とくに初めての転職や、医療系に不慣れな方にとっては、「選び方・見極め」が難しい形式ともいえます。
求職者にとってどちらが安心か
両者を比較して、求職者にとって使いやすいのはどちらかというと、明らかに成功報酬型(エージェント型)です。
その理由は以下のとおりです。
比較項目 | 成功報酬型(PTOTSTワーカーなど) | 求人広告型(indeedなど) |
---|---|---|
利用料金 | 完全無料 | 完全無料 |
サポート体制 | 担当者がマンツーマンサポート | 基本的にサポートなし |
情報の質 | 内部情報あり、条件交渉も可能 | 表面的な情報にとどまる場合が多い |
求職者の負担 | 少ない(提案や調整を任せられる) | 高い(全て自分で進める必要あり) |
特にPT・OT・ST職は専門性が高く、求人条件や職場の雰囲気にも敏感な職種です。
そのため、



サポート付きの成功報酬型の方がミスマッチを避けやすいのが魅力です。
企業側の視点から見る両者の違い
企業・施設側の視点で見ると以下のような傾向があります。
- 求人広告型:コストは安いが、採用に結びつかないことも多い
- 成功報酬型:採用時に費用がかかるが、短期間で適切な人材を確保しやすい
つまり、「今すぐに人が必要」「ピンポイントで専門職を採用したい」という施設にとっては、
成功報酬型が合理的な選択なのです。
PTOTSTワーカーと他2社の仕組みを比較


「じゃあ他のサービスとは何が違うの?」と疑問に思う方も多いはずです。
実際、私もPTOTSTワーカーだけでなく、PTOT人材バンクやレバウェルリハビリも利用してきました。
- PTOT人材バンクとの違いはどこにある?
- レバウェルリハビリとの比較ポイント
- 3サービスの紹介料と仕組みを表で整理
- 実際に3社を使ってみたリアルな感想
ここでは、3社を使った体験をもとに、紹介料やサポート内容の違いをわかりやすく比較・解説します。
PTOT人材バンクとの違いはどこにある?
PTOT人材バンクも、PTOTSTワーカーと同じく成功報酬型の転職エージェントです。
紹介料の構造や仕組みはほぼ同じですが、対応スタイルに違いがあります。
比較項目 | PTOTSTワーカー | PTOT人材バンク |
---|---|---|
成功報酬の仕組み | 年収の20〜30%を施設が支払う | 同様(非公開だが構造は同じ) |
求人数 | 非常に多い(スピード提案型) | 多いがやや厳選(丁寧なマッチング) |
担当者のタイプ | 提案力・行動力重視。やや営業的 | 寄り添い型で、じっくり聞いてくれる |
連絡頻度 | やや多め(ペースは伝えないと頻繁) | 希望すれば控えめに調整してもらえる |
PTOTSTワーカーは「急ぎで転職したい」「選択肢をたくさん見たい」人に向いている一方、
PTOT人材バンクは「落ち着いて慎重に転職したい」タイプに合っていると感じました。


レバウェルリハビリとの比較ポイント
レバウェルリハビリも同様に成功報酬型ですが、
他2社と比べてもっとも連絡頻度が控えめでマイルドな対応が印象的でした。
比較項目 | レバウェルリハビリ |
---|---|
成功報酬の仕組み | 同じく施設側が費用負担 |
求人数 | 少数精鋭(マッチングにこだわる) |
担当者のスタンス | とにかく丁寧。じっくり相談型 |
提案ペース | 希望に合わせて。こちらのペースを優先 |
プレッシャー感 | ほとんどなし。転職しなくても怒られない雰囲気 |
私がレバウェルを使ったときは、「今は転職を急いでいない」と伝えると、それに合わせた距離感で接してくれました。
転職するか悩んでいる段階でも、相談だけしやすい雰囲気があるのは大きな強みです。


3サービスの紹介料と仕組みを表で整理
サービス名 | 成功報酬の負担者 | 紹介料の目安 | 特徴 |
---|---|---|---|
PTOTSTワーカー | 施設/病院 | 年収の20〜30% | 求人数が多く、提案がスピーディー |
PTOT人材バンク | 施設/病院 | 年収の20〜30% | 丁寧な対応。条件交渉に強く、信頼性が高い |
レバウェルリハビリ | 施設/病院 | 年収の20〜30% | 控えめで寄り添い型。相談ベースで進めやすい |
紹介料やビジネスモデル自体に大きな違いはありませんが、



「サービスの温度感」「スタンス」「担当者との相性」が使い心地を左右します。
実際に3社を使ってみたリアルな感想
私が3社すべてを使ってみて感じたのは、「どれが正解か」ではなく、どのタイミング・目的に合うかが重要だということです。
- すぐに職場を決めたい → PTOTSTワーカーが最適
- 条件交渉を重視したい → PTOT人材バンクが信頼できた
- まずは情報収集だけ → レバウェルリハビリが気軽で話しやすかった
実際に転職活動中の時期によって使い分けることで、
自分のペースと目標に合った進め方ができたと思っています。
成功報酬だからこそ使いこなすべきポイントとは
PTOTSTワーカーのような転職エージェントを上手に使いこなすためには、
「無料で使えるからお任せ」で終わらせず、成功報酬型の特性を理解したうえで主導権を持つことが大切です。
- 過度な提案や連絡がくる理由
- 主導権を握るために意識したいこと
- 紹介料があるからこそ得られるサポート内容
- 私が感じたメリットと気をつけるべき点
ここでは、成功報酬型サービスの仕組みを逆手に取り、より良い転職活動を実現するためのコツをまとめました。
過度な提案や連絡がくる理由
成功報酬型のサービスでは、転職が成立しなければ報酬が入らないため、
担当者としては「早く決めてもらいたい」という気持ちが強くなりがちです。
その結果…
- 求人の提案が大量に届く
- 連絡が多くてプレッシャーを感じる
- 「今すぐ決めましょう」というムードが出る
こうした傾向は、求職者がまだ意思が固まっていない場合にはストレスになります。



ですがこれは「あなたを急かしたいから」ではなく、仕組みによる必然とも言えます。
そこで重要になるのが、次に紹介する“主導権の持ち方”です。


主導権を握るために意識したいこと
成功報酬型サービスを快適に使うためには、以下の3つのスタンスが非常に有効です。
- 自分の転職の目的・時期・優先条件を明確に伝える
希望が曖昧だと、担当者が“当たり”を探して提案数が増えてしまいます。 - 連絡手段と頻度を自分から設定する
最初に「LINEのみ希望」「週1の連絡でOK」などを伝えることで、ペースを守れます。 - 提案を全部受け取らなくてもいい
「この求人は検討しません」と正直に伝える方が、かえって担当者も動きやすくなります。
これを実践した結果、私の場合は連絡頻度が落ち着き、より的を絞った求人提案に改善されました。
紹介料があるからこそ得られるサポート内容
成功報酬型の“裏側”にある紹介料は、決してマイナスな要素ではありません。
むしろ、その紹介料によって以下のような手厚いサポートが可能になっています。
- 書類添削・職務経歴書の作成アドバイス
- 面接対策・想定質問のレクチャー
- 条件交渉(年収・勤務形態・入職時期など)
- 内定後のフォローアップや職場との調整
これらを無料で受けられるのは、成功報酬という“成果前提のモデル”ならではの強みです。
私が感じたメリットと気をつけるべき点
最後に、実際に複数の成功報酬型エージェントを使ってみて感じた、使いこなすためのリアルな視点をお伝えします。
良かった点
- 自分の条件に合った求人を効率的に探せる
- 求人票だけでは分からない職場の雰囲気や実情を教えてくれる
- 初心者でも“転職の筋道”をしっかり引いてもらえる
注意点
- 主体性がないと、提案されるまま流されてしまう
- サービスに乗せられるだけでは、納得のいく転職になりにくい
- 担当者との相性や温度感が合わない場合は早めに変更を検討
転職エージェントは“無料で相談できるプロのパートナー”です。



その仕組みを知って上手に活用すれば、自分の転職活動を大きく前に進める武器になります。
まとめ|PTOTSTワーカーの紹介料は完全無料


PTOTSTワーカーは、利用者から費用を一切取らず、
「無料なのにこんなに丁寧でいいの?」と感じるくらい、手厚いサポートが受けられるのは、
このビジネスモデルによって支えられているからにほかなりません。
ただし、連絡の多さや提案の強さなど、仕組みによる“圧”を感じることもあるため、
主導権を持って活用する意識が大切です。
他社との比較や体験談も踏まえた上で言えるのは、
「仕組みを理解して使えば、成功報酬型は非常に心強い転職ツールになる」ということ。



条件交渉・非公開求人・情報収集など、無料でここまでできるのは大きな魅力です。