
OT1年目で転職って大丈夫?
作業療法士1年目のあなた、「もう辞めたいけど、1年目で転職って大丈夫?」と不安になっていませんか?
私も15年以上のOTキャリアで、最初は職場に馴染めず悩んだことがあります。
でも、管理職として今、採用や退職対応に携わる中で気づいたんです。



1年目でも転職は全然大丈夫、ちゃんと準備すれば新しいスタートが切れる。
この記事では、作業療法士1年目で転職を考えてるあなたに、よくある理由や失敗しない5つのコツ、デメリットとメリットを、私の経験と管理職視点で丁寧にお伝えします。
「年収アップしたい」、「自由が欲しい」と次を考えてるなら、転職はチャンス。



一緒に準備して、新しいOT生活始めませんか?


- OT歴15年以上、急性期OT
- 役職名は、係長
- 転職歴2回
- 回復期→在宅→急性期(現在)
- 2回の転職で年収250万Up
- 趣味は、パスタ作り
- @yuzu_ot_reha) (
作業療法士1年目で転職を考えるよくある理由
1年目で転職を考えてるOT、実は多いんです。私が見てきたよくある理由を教えます。
- パワハラ・人間関係がわるい
- 成長できる環境でない
- 仕事がハードで疲弊
パワハラ・人間関係がわるい
人間関係が辛いのは大きな理由です。
私も1回目の転職で在宅リハで勤めたときに、上司のパワハラで毎日ストレスで1年で辞めた経験があります。
OTの退職理由でも「人間関係が原因で1年目退職」が多く、他サイトでも「パワハラが転職理由」に挙がっています。
パワハラ上司のよくある例
- なんでこんなことも分からないの?と下げた発言。
- 俺たちの頃は!今の若いやつは・・が口癖。
- 医師や看護師には何も言えない。
- その日の気分で態度が違う
- 口は出すが、自分は仕事しない
私も若手の頃、先輩との関係で悩んだ経験があるので、その気持ちはよくわかります。



ストレスが溜まる環境だと、「もう無理だ」と感じてしまいますよね。
成長できる環境でない
成長できない職場も悩みの種です。
OTになって初めの3年間の経験で今後の作業療法士としての能力や考え方に影響を与えます。



そのため、1年目の職場環境はとても重要です。
教育体制やフォロー体制が整っていない職場の場合、成長できる環境でないことが多いです。
そのような環境だと、「このままじゃダメだ」と感じやすいですよね。
自分の成長の仕方にマッチしていない職場で、大事な1年目の期間を過ごすのは非常にもったいないです。
仕事がハードで疲弊
仕事がハードすぎるのも原因です。



私も1年目の頃、回復期リハで毎日22時まで残業していました・・。
毎日まいにち、「残業が多すぎて体が持たない」と疲れ切っていましたね。
他サイトでも「過労が退職理由」になると指摘されています。
1年目で慣れない仕事がハードだと、心も体も疲弊してしまいますよね。
作業療法士1年目の転職を失敗しない5つのコツ
1年目で転職を成功させる5つのコツを、私の経験と管理職視点でお伝えします。
- 転職の目的をハッキリさせる
- 上司に退職を穏便に伝える
- 教育体制が充実しているか確認
- 転職面接の準備をする
- 転職サイトを賢く使う



コツを押さえて、失敗しないようにしてくださいね。
転職の目的をハッキリさせる
まず、「なぜ転職したいか」を明確にしましょう。ここが曖昧で、



なんとなく今の職場を辞める!
こういう人は、転職しても上手くいきません。これは、断言できます。
私が管理職として採用する時、「何がしたいのか」がわからないOTだと「次もすぐ辞めるかな?」と不安になります。
「成長したい」、「自由な時間が欲しい」など自分が1番大事にすることで、決めるのがいいです。



目的があれば、次の道が決まりますよ。
こちらで、「OT転職を成功させる7つのコツ」を解説しています。


上司に退職を穏便に伝える
円満に退職するために、上司にしっかりと退職の旨を伝えましょう。
私が管理職として対応する時、「今月で辞めます」と言われると職場が混乱します。
「お時間いただけますか?次のステップを考えていて、〇月で辞めたいです」と丁寧に伝えてください。
こちらの記事で、「OT退職時の伝え方やタイミングのコツ」を詳しく解説しています。


教育体制が充実しているか確認
教育体制が整っているのか、病院・施設見学で確認してください。
教育が整っていない職場は1年目の成長が止まってしまいます。
見学で「指導体制はどうですか?」と聞いてみてください。
また中途採用だと、同じ時期に入職した同期がいないため、入職当初は気軽に相談できる人がいないので、精神的にしんどいですよ。



OT転職活動で、質問すべき点と見るべきポイントを詳しく解説しています。
転職面接の準備をする
面接の準備が転職を成功させる鍵です。
私が採用側で見ると、「1年目で辞めた理由」を曖昧に言うOTは「ん、大丈夫かな?」と感じます。
1年目で転職する理由を聞かれた場合は、前向きなポジティブな理由を準備しましょう。



成長したいから新しい環境に挑戦したくて
などの前向きな答えがいいです。
こちらの記事で、「面接で聞かれる10の質問」を解説しています!


転職サイトを賢く使う
求人サイト選びが成功の鍵です。
私はレバウェルリハビリや、PTOT人材バンクで非公開求人を見つけました。
後輩OTにも、「求人数多いサイト」、「サポートが充実してる」、OT転職サイトを勧めています。



複数登録して比較するのがコツ
こちらの記事で、OTゆずが「実際に利用して正解だったおすすめ転職サイト」を紹介!


作業療法士1年目で転職するデメリット
1年目で転職するデメリットも押さえておきましょう。



私が見た現実をお伝えしますね。
キャリア・転職活動に影響する
キャリアや転職活動に影響する可能性があります。
採用面接の時、「1年目で辞めた」と聞くと「またすぐ辞めるかも?」と思われることが多々あります。
OT1年目での退職は、不利になるかもしれないと考える必要があります。



面接で必ず理由を聞かれるので、前向きな理由を準備しましょう!
経験不足でスキルが伸び悩む
経験不足でスキルが伸び悩むことも。
1年目で辞めると「実践経験が足りない」って感じる場合があります。
その為にも、上記でお伝えしたように教育体制が整っている職場を選んでくださいね。



最初の3年間は、特に質の高い経験を得ることを意識してください!
作業療法士1年目で転職するメリット
OT1年目転職のメリットもあります。
- 1から再スタートできる
- 新卒より採用される可能性
- 転職経験が、今後の糧になる
私が見てきた良い面をお伝えしますね。
1から再スタートできる
初めの職場選びの失敗をもとに、自分が理想とする職場で1から再スタートできます。
1年働いた経験が、あなたが求める職場が学生時代よりも明確になったと思います。
一般的に1年で転職することは、マイナスイメージを持たれがちです。



でも、早期退職は決して悪いことではありません
毎日ストレスを抱えながら臨床するより、自分に合った最高の職場で働くほうがよっぽど有益です♪
ネガティブにとらえず、前向きに転職活動をすすめましょう!


新卒より採用される可能性
新卒より有利な面もあります。
私が採用側で見ると、「1年目の経験」は「全くゼロ」より実践力があると感じます。
また、中途時期の離職者が出た場合などは、多くの職場がすぐにでも人員を補充したいと考えます。
その時に、1年でも実務経験のあるOTを採用したいと思う職場は多くあります。



ポジティブに考えて、転職活動をしましょう♪
転職経験が、今後の糧になる
転職経験が、今後の糧に必ずなります。
私自身は2度の転職経験があり、1年目で転職したは「決断力がある」とも見えます。
間違いなく、何も考えずに同じ職場にずっといる「井の中の蛙大海を知らず」より、よっぽどいいです。
あなたの職場にもいませんか?
何も考えずに不平不満ばかり言ってる先輩OT。そんな人になりたくなければ、今すぐ動きましょう。



あなたの転職活動を心から応援します。
作業療法士1年目で転職しても大丈夫?管理職が教える現実
結論、1年目で転職しても大丈夫です。
私が管理職として採用する時、「1年目で辞めた」は理由次第で全然OK。
「成長したい」、「環境を変えたい」はポジティブに受け取ります。
すぐ辞める子もいるけど、ちゃんと準備した子は次の職場で活躍してます。



1年目の転職は珍しくないですし、次でどうしたいかが大事!
って思います。
準備すれば、新しいOT生活を始められますよ。
まとめ
OT1年目でも転職は大丈夫、この5つのコツで失敗せずに進めます。
- 転職の目的をハッキリさせる
- 上司に退職を穏便に伝える
- 教育体制が充実しているか確認
- 転職面接の準備をする
- 転職サイトを賢く使う
目的を明確にし準備すれば、次の職場で活躍できるし、信頼できます。
私は2回の転職で、年収アップと自由を手に入れることができました。



転職を悩むあなたも一歩が踏み出せば、明るい未来が待っています。
だから、今すぐ転職の目的を考えてみてください。
1年目でも大丈夫、一歩踏み出して新しいOT生活を始めてみませんか?
こちらの記事で、OTゆずが「実際に利用したて正解だったおすすめ転職サイト」を紹介!

